民主党の崩壊 2020 1 19

書名 アメリカ民主党の崩壊 2001-2020
著者 渡辺 惣樹  PHP

「なぜアメリカ民主党の崩壊と言えるのか」
 まずは、この本から引用しましょう。
以下は、引用です。
 2020年の大統領選挙の筆者の関心は、
誰が勝利するかではなく、
民主党がどんな負け方をするのかにある。
 場合によっては、
アメリカ型二大政党制の崩壊もあると考えている。
 2019年6月26日、ほぼ出そろった民主党候補10人による討論会があった。
彼らは、誰がより過激な左翼思想の持ち主であるかを競い合った。
(引用、以上)
 私から見ても、アメリカ民主党の左派は、
もはや「アメリカ社会党」に看板を変えたほうがよいと思いました。
 では、アメリカ民主党の中道派や右派は、どうなったのか。
また、この本から引用しましょう。
以下は、引用です。
 2013年12月4日、北京に入ったバイデン一行を、
中国政府は、文字どおりレッドカーペットで迎えた。
 バイデン副大統領の北京入りは、
中国に苦情を呈し、その威圧的な軍の行動を抑制させるためだと理解されていた。
 重苦しい雰囲気の訪問になると思われたが、現実は、まるで違った。
中国は、バイデンがパンダハガー(中国好きの政治家)であることを知っていた。
エアフォース・ツー(副大統領専用機)に息子のハンターを同行させていた。
(引用、以上)
 アメリカ民主党がどうなるかわかりませんが、
民主党の左派が、過激な社会主義に傾斜していくと、
右派と左派で党が分裂するか、党全体が縮小均衡の連鎖となるでしょう。

Flyover country 2018 10 6

「超一極集中社会アメリカの暴走」(小林由美)という本には、
このようなことが書いてあります。
 アメリカ国民は、富の集中や金権政治にうんざりしています。
労働者の味方だったはずの民主党が、
クリントン政権の頃から都市の進歩派富裕層を主要な資金源に取り込み、
彼らの利益を代表するようになりました。
 アメリカは、「Flyover country」(上空を飛ぶ国)になって、
つまり、権力者も資金も、東海岸と西海岸を飛行機で往復するだけで、
その空路の下にある大陸中央部は、完全に無視され、馬鹿にされている。
中西部や南部の労働者は、生活困窮の原因をそのように認識していました。
(引用、以上)

























































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